見るだけで目にいいってホント!?『目がよくなるすごい写真』って知ってる?

見るだけで目にいいってホント!?『目がよくなるすごい写真』って知ってる?

今、SNSで話題なのが“見る”ことで目がよくなるという本。「目が疲れにくくなった!」、「見え方がクリアになった」と実感する人が続出中なんです!その本の名は、『1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真』(アスコム刊)。一体どんな本なの!?というわけで、眼科医である著者の林田康隆さんに、本を作ったきっかけから簡単にできる疲れ目ストレッチまで直接伺ってきました。

 

“見るだけ”で目がよくなる本って、どんな本?

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本には、タイトル通り28枚の写真が掲載されており、1日1枚ずつ1分間写真を見て、それを4週間、つまり28日続けることで目の悩みを解消しようというもの。色鮮やかな花や大自然の風景、数字を探すゲーム要素があるものなど、見ていて飽きない写真が並んでいます。

林田さんによると、この本の目的は、「目の奥のピントを合わせる筋肉をほぐすことと、目に入った情報を正確に脳に届ける脳内視力を鍛えること」だそうで、0.5の視力を1.2まで上げるといった数値的なことではなく、『見る』という行為をもっと意識してもらうことだそうです。

 

さまざまな目の悩みを解決する本は、こうして生まれた

視力がよくなるわけじゃないのか…とガッカリした人もいるかもしれませんが、実はその考え方こそ大きな間違いなんです!

「視力というと、視力検査での数値を思い浮かべる方が多いと思いますが、“視る力”と書いて視力と読みますよね。見ていること自体は他の感覚と同じように脳で感じているんです。あくまで目は視覚情報の最初の受け取り役であって、目だけに限らず視覚情報処理システムとして脳までを一つのセットとして考えるべきです。」(林田さん)

 

つまり、脳まで含めて視力ということ。実際に同じ1.2という視力数値でも、「とてもよく見えている」と言う人と、「かなり見えにくい」と言う人がおり、感じ方は人それぞれなのだそう。視力とは単純に目だけでではなく、脳が関係していることがよくわかりますよね。

 

私自身、今までこれほど真剣に目や視力について考えたことはありませんでしたが、実は、林田さんがこの本を作ったきっかけもまさにそこにありました。

 

「目って、空気みたいなものだと思うんです。とても大事なのにいつも当たり前のようにあるからその重要性に気付きにくい存在で、なかなかメンテナンスをしない。人間は長い進化の歴史のなかで、遠くを見ることが自然な状態でした。しかし現代はスマホやゲームなど近くばかり見て目を酷使しています。それでは疲れたり目が悪くなったりするのは当然ですよね。だからこの本をきっかけに、“見る”ことの大事さに気付いてほしいと思っています。実際に世界的に近視人口は爆発的に増えています。あまり一般的に知られていませんが、近視が進みすぎると失明する可能性が出てきます。このままでは今の子供達が将来目の病気を患って大変な事になると危惧しています。」(林田さん)

 

ただの写真じゃない! 28枚の写真に隠された嬉しい効果

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オーバーワークな目を労わることを目的に作られた本著の写真には、遠近感や奥行きのあるものを厳選。加工も施して、「見ることをより意識的に行えるようしました」と林田さんは話します。また、美しさや癒される写真をセレクトすることにもこだわったそうで、その理由をこんなふうに話してくださいました。

 

「現在もまだ研究中ですが、気持ちが安らいだりハッピーになったりする写真は脳に良い刺激を与えるんです。幸せホルモンが出て癒されることは、目の機能改善の手助けになると思います。実際に若い時期の環境によって近視が進行することが分かっていて、それを同じ時期に屋外作業で抑制できることも言われています。ここでは深くは触れませんが、太陽光の中に近視を抑制する光が存在していて、それがドーパミンというホルモンを介して近視抑制に働いているようです。これはやはり脳が鍵を握っているとそう私は考えています。見るものによって快・不快を感じると脳の活性化する場所は快・不快で全く異なることも分かっていますし、まだまだ研究は必要だと感じています。」(林田さん)

 

林田先生直伝! スキマ時間に手軽にできる「眼トレ」

最後に、林田先生おすすめの手軽にできる、目のトレーニングをご紹介。方法は簡単だけど、きちんと行おうと思うと意外に難しいはず。いつでもどこでも簡単にできるので毎日の習慣にしましょう!

 

目の周りの筋肉をほぐす! ギュッとしてパー

1,2秒程度目を思いっきりギュッとつぶったら、次に思いっきりパッと目を開く。

2.そのままの状態を2秒程キープ。ここまでを1セットとし、3〜5回繰り返し。

 

眼球周りの筋肉を動かして血行アップ! 目玉ぐるぐる体操

1.左右の黒目を時計回りに動かす。上→右斜め上→右→右斜め下→下→左斜め下→左→左斜め上とポイントごとに意識して動かす。

2.反対周りも同様に行いましょう。

 

本には、この他にも目に効くツボや、ピンと調節力を鍛える遠近トレーニングなど、目をよくするためのコツがたくさん! 写真メソッドと合わせてやれば効果倍増だそうなので、ぜひ本をゲットして一緒に行ってみてくださいね♪

■お話を伺った人

林田康隆(はやしだ やすたか)先生

兵庫医科大学医学部卒業、大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。大阪大学大学院医学系研究科および米国フロリダ州マイアミ・オキュラーサーフェスセンターにて眼表面の再生医療を中心とした幹細胞研究に携わる。国立病院機構大阪医療センターにて主に網膜硝子体外来を担当し手術執刀多数、大阪大学医学部附属病院未来医療センター特任助教、医療法人拓誠会辻村病院眼科医長を経て現在に至る。

その他、大阪警察病院眼科手術顧問、ロート製薬再生医療研究倫理員会構成委員も担い現在は主に大阪で難治性白内障手術や網膜硝子体手術等に取り組む傍ら、東京でも診療にあたり、メディアにおいても活躍中。

1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真』(アスコム刊)

ライター:大西マリコ
見るだけで目にいいってホント!?『目がよくなるすごい写真』って知ってる?

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