体の中からポカポカに♪冬は「冷え取りフード」で温活しよう!

体の中からポカポカに♪冬は「冷え取りフード」で温活しよう!

女性の多くが悩まされる、冷え性。とくに冬は寒さからいつも以上に冷えを感じている人も多いのではないでしょうか?しかし、ただ体が冷えているだけ…と思うのは大間違い!慢性的な冷え性は、健康や美容において多くのデメリットがあるのです。

そんな女性の大敵・冷えを解消する近道のひとつが、「内臓を温めること」だと話すのは、漢方医の石原新菜先生。自身も冷え性を克服することによって肩こりや頭痛改善を始め、10キロ以上のダイエットに成功したと言います。そんな石原先生に、冷え性改善方法を教えてもらいました。さまざまな冷え取り方法があるなかから、今回は内臓を温める「食べ物」についてご紹介します。

 

あなたの平熱は何度? 現代女性の多くが冷え性の時代!

石原先生によると、健康な人の平熱は36.5〜37.2度。つまり、36.5度未満の人は、低体温=冷え性で、たとえ手足が温かくても内臓など、どこかしらが冷えている状態にあるということです。とくに女性は、「男性に比べて体が冷えがち」だという石原先生。その理由は筋肉量の差にあると言います。

 

「体温の約4割が筋肉から作られています。女性は男性よりも筋肉が少ないので熱を生み出す力が弱いため、冷え性になりやすいです。また、過度なダイエットも筋肉量を減らす原因になるので冷え性に繋がります」(石原先生)

 

美容にダイエットまで! 健康美人の鍵を握るのは「血流」

では、冷え性にはどんなデメリットがあるのでしょうか?

 

「冷えると血流が悪くなります。そうすると、肩こりや腰痛、生理痛といったコリや痛みが体に起きやすくなります。また、臓器の不調も起こってきます。すべての臓器は血液が運んでくれた酸素や水、栄養で働いていて、臓器でいらなくなった老廃物を排出するのも血液だからなんですね」(石原先生)

 

さらに、美容やダイエットにも血流の良し悪しは大きく関係しているそうで…。

「血流が滞ると、すみずみまで栄養が届かないので乾燥肌、小じわ、しみそばかすといった肌悩みも増えますし、ダイエットも成功しにくくなります。体温は1度下がると代謝は12%落ちるので、同じものを食べても低体温の人のほうが太りやすくなってしまうんです」(石原先生)

 

冷え取りに効果的! おすすめの食べ物&飲み物

健康面だけでなく、美容やダイエットの成功をも阻む、冷え。そんな冷え性改善のために有効なのが、「食事を意識すること」だと言う石原先生。その理由とは一体何なのでしょうか?

 

「食事は体を温める行為ですが、食事でもっとも温められるのは、内臓です。食事によって内臓の血流がアップすると、内臓が元気になりますよね。胃や腸を始めとする臓器の血行が良いと消化も良くなるし代謝も上がります」(石原先生)

 

とはいえ、ただ食べれば良いというわけではないそう。ここからは、石原先生おすすめの、冷え性改善のために取り入れるべき食べ物や飲み物をご紹介します。

生姜 木目背景

生姜:辛味成分であるジンゲロールとショウガオールが抹消の血管を開かせて体を内側からポカポカに。すりおろして紅茶に入れ、生姜紅茶にすれば簡単に摂取できます。粉末やチューブでもOKです。

玉ねぎ、ねぎ、にんにく:アリシンという成分が血管を広げる作用があり、体を温めます。とくに玉ねぎは抗がん作用の強いので、健康のためにも積極的に摂りたい食材のひとつ。

味噌汁:塩分には新陳代謝を上げる働きがあり、味噌も体を温める陽性食品です。温かい味噌汁は効率的に内臓を温める効果があるので、1日1回は食べるのがおすすめです。

シナモン:体を温める漢方薬のひとつである「桂皮」はシナモンのことで、色々な漢方に含まれています。コーヒー、トースト、ホットワインやサングリアに入れるなど、こまめに摂取して温かい体をキープしましょう。

赤身の魚:鮭、まぐろ、かつお、あじなど中が赤い魚。赤色は体を温める鉄分がたっぷり含まれている証。生のままでも加熱してもOKです。

 

意識すればポカポカ体質に♪ 「食」で冷え性改善を行うポイント

最後に、食事で冷え性改善を行ううえで大切なポイントを教えていただきました!

色が濃く、寒い地域で採れて、冬が旬のものを選ぶ

「色が濃い食べ物には、漢方で『陽性食品』と呼ばれるものが多く、体を温めます。迷ったら赤、黒、橙色といった濃い色を選ぶようにしましょう。具体的には、野菜ならにんじんやカボチャ、炭水化物ならそばや玄米、飲み物なら赤ワインや紅茶、ココアなどです。一方、薄い色や白くてふわふわしたものは体を冷やす『陰性食品』なので、例えばきゅうりに+味噌といったように、食べる際は陽性食品をプラスして陽の気を補ってあげると良いですね。また、北の地方で採れて冬が旬の食べ物も、体を温めるのでおすすめです」(石原先生)

 

食べ過ぎないことも大事!

「実は、食べ過ぎても体は冷えるんです。食べ過ぎるとそれを消化するために胃に血液が集まります。そうすると老廃物を排出するための臓器に血液が流れにくくなり、血液がドロドロになって体が冷えてしまうんです。満腹になるまで食べずに、腹6分〜8分目にしましょう」(石原先生)

 

石原先生によると、食事改善だけで完全に冷え性を克服するのは難しいとのことですが、腹巻や入浴などさまざまな方法と組み合わせることで、早い人では2週間ほどで体温が上がるそう!

ご紹介した食事による冷え取りや、食生活以外の冷え性改善のための方法を知りたい人は、石原新菜先生の近著『やせる、不調が消える 読む冷えとり』も併せてチェックしてみてくださいね!

■お話を伺った人

石原新菜(いしはら にいな)先生

医師・イシハラクリニック副院長。1980年長崎県生まれ。小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。

2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。

クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書は 13万部を超えるベストセラーとなった『病気にならない蒸し生姜健康法』をはじめ、『「体を温める」と子どもは病気にならない』、『研修医ニーナの731日』” 等30冊を数え、韓国、香港、台湾、ベトナムでも翻訳され出版されている。日本温泉気候物理医学会会員。二児の母。

ホームページ:https://www.ninaishihara.com/

ライター:大西マリコ
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