整腸作用だけじゃない!ダイエットに花粉症まで…乳酸菌がスゴイ!

整腸作用だけじゃない!ダイエットに花粉症まで…乳酸菌がスゴイ!

お腹の調子を整えることで知られている、乳酸菌。なんとなく体に良いことは知っているけど、ダイエットや美肌から、心の安定まで実はさまざまな効果をもたらしてくれることを知っている人は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、心身ともに健康へと導いてくれると、今改めて注目を集めている乳酸菌について詳しくご紹介!

『乳酸菌がすべてを解決する』

『乳酸菌がすべてを解決する』(アスコム刊)の著者であり、乳酸菌の専門家である医師の後藤利夫先生にお話を伺いました。

 

現代人は乳酸菌不足!足りないとどんなことが起きる?

そもそも乳酸菌とは、特定の菌がいるわけではなく、乳酸を作る菌の総称のこと。乳製品に含まれているイメージがありますが、「植物や私たち人間を含む動物の体内など自然界のあらゆる所に存在している」と、後藤先生は言います。

 

では、乳酸菌が体内に不足しているとどんなことが起こるのでしょうか?

 

「風邪を引きやすくなったり、下痢や便秘を起こしたりさまざまなトラブルが起きやすくなります。アレルギーやアトピー、花粉症などにもかかりやすくなると言われていますが、これらはすべて免疫のバランスが崩れることによって怒るのです」(後藤先生)

 

なんと!日本人の多くが悩まされている花粉症にも乳酸菌が関わっているとは驚きです。乳酸菌不足の理由としては、「近年の日本人は偏った食生活やストレス、運動不足、過度なダイエットや清潔すぎる環境など色々な要因が重なっている」と話す、後藤先生。

 

とくに女性は男性よりも便秘の人が多く、乳酸菌が不足しがちだそうで、「意識して乳酸菌を摂ってほしい」と後藤先生は言います。

 

健康&キレイも手に入る!乳酸菌の驚くべきパワー

どうやら私たちの健康と密接に関わっている、乳酸菌。具体的にどんな効果をもたらしてくれるのかをご紹介します。

  • 免疫力がアップして細菌、ウイルスなどに感染しにくくなる
  • 花粉症やアトピーなど、アレルギー症状を抑える
  • 脂肪の蓄積を抑えて肥満を防ぐ
  • 血圧の上昇を防ぎ、血管年齢を若返らせる
  • 血糖値の上昇をゆるやかにする
  • 自律神経のバランスを整えて心を落ち着かせる
  • 肌の状態を良くする
  • 虫歯や歯周病を予防、改善する
  • 口臭や体臭を予防する
  • 代謝が良くなり、冷え性改善に繋がる

いかがでしょうか?体と心の健康を保つだけでなく、乳酸菌はダイエットや冷え性改善のサポートといった女性にうれしい効果までもっているのです!

ご紹介したものは乳酸菌全てにおける基本的な効果ですが、実は乳酸菌の種類ごとに得意な分野があるそうで、それを知ればさらに目的ごとに効果アップが狙えるかもしれません。例えば「便秘改善にはビフィズス菌、免疫力向上にはR−1」といった具合なのですが、たくさんの種類があるので、詳しい効果別乳酸菌はぜひ、後藤先生の著書『乳酸菌がすべてを解決する』を参考にしてみてくださいね。

 

手軽かつ効率的な乳酸菌摂取には「ヨーグルト」がイチオシ!

整腸作用だけじゃない!ダイエットに花粉症まで…乳酸菌がスゴイ!

さまざまなうれしい効果があることがわかった乳酸菌ですが、気になるのは摂取方法ですよね。後藤先生が「効率的かつ手軽」だという理由からおすすめしてくださったのは、「ヨーグルト」を摂取すること。1日100〜200gを目安に2週間ほど続けて摂ることで、腸内の乳酸菌数が安定してくると言います。これなら調理いらずですぐに食べられるし、ドリンクタイプなら忙しい朝でも飲むだけで簡単なので習慣にしやすいですよね。

 

「牛乳を発酵させたものであるヨーグルトには、原料の良さと乳酸菌の良さとの両方が入っています。もし乳酸菌だけをサプリメントで錠剤にしたらその乳酸菌は活動を休止していますが、ヨーグルトは乳酸菌のエサであり栄養源である牛乳と一緒になっている食品なので、生きて腸に届き、乳酸菌が長持ちしてくれます」(後藤先生)

 

また、人間は動物であることからも動物性乳酸菌であるヨーグルトを始め、チーズなどもおすすめだという後藤先生。乳製品が苦手な人は、植物性の乳酸菌が含まれている漬物、味噌、キムチ、醤油などを摂ると良いそうです。ちなみに乳酸菌は熱に弱く、60度以上で加熱すると死んでしまうので60度以下での摂取がおすすめです。

 

乳酸菌パワーを味方につけるコツは、継続すること!

最後に、乳酸菌に元気に働いてもらうために大切なポイントを教えていただきました。

 

「最も大事なことは、習慣にすること。外から取り入れる乳酸菌の寿命は長くて2週間ですし、一生腸に棲みついて働いてくれることはありません。また、口から摂取した乳酸菌がすべて腸まで辿り着けるわけではないので継続して摂る必要があります。

あとは体調を崩したり、飲み過ぎ食べ過ぎたりして、お腹を下した後にはできるだけ摂取すること。腸内に何かイベントが起こったときは菌が席替えするチャンスなので、積極的に摂取して腸内環境を整えてあげましょう」(後藤先生)

うれしいことづくしの乳酸菌。毎日乳酸菌習慣、はじめてみませんか?

■お話を伺った方

後藤利夫(ごとうとしお)先生      

新宿大腸クリニック院長。1988年、東京大学医学部卒業。「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔、無痛大腸内視鏡検査法「水浸法」を開発。大腸内視鏡5万件以上無事故のベテラン医師。その普及に全国を飛び回っている。大腸がんの予防から始まった腸内細菌や乳酸菌にも造詣が深く、菌のパワーを使って健康になる方法を各所で伝授し続けている乳酸菌の専門家。著作に『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社)、『腸イキイキ健康法』『腸をきれいにする特効法101』(主婦と生活社)、『水浸法による無痛大腸内視鏡挿入マニュアル』(中外医学社)など多数。

ライター:大西マリコ
整腸作用だけじゃない!ダイエットに花粉症まで…乳酸菌がスゴイ!

この記事が気に入ったら いいね!してね

PAGE
TOP
チュリッピー