おいしい本を召し上がれ!食をめぐるブックガイド

おいしい本を召し上がれ!食をめぐるブックガイド

おいしい食べ物を食べるとしあわせな気分になりますよね。今回紹介するのは、そんなおいしい食べ物が登場する本。

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おいしい食べ物は食べてお腹いっぱいになるだけじゃなく、読んで心もいっぱいになる効果もあるはず。今回は、読んで心が満たされるおいしいブックガイドです。

 

4人の作家による世界の食を巡る短編集『チーズと塩と豆と』

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4人の直木賞作家がヨーロッパの国々を舞台に描いた、食にまつわる物語が集められた短編集です。

料理人の父に反発して家を出た娘が世界中を旅し料理をもてなす中で知った「食事の時間の意味」、若い妻が意識の戻らない夫のためにミネストローネを作る理由、母がこだわり続けたしょっぱいクレープに隠された秘密、愛し合いながらすれ違う恋人たちの晩餐。

「おいしい」の向こう側にある食事に込められた想いや意味を堪能できる短編集です。

『チーズと塩と豆と」角田光代・井上荒野・森絵都・江國香織/集英社

 

スープのように心温まる物語『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

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人生が変わってしまうほどのサンドイッチに出会った主人公のオオリ君。サンドイッチ店の店主安藤さんと息子のリツ君に頼まれ、サンドイッチに合うスープを作るために試行錯誤するというストーリー。

登場するサンドイッチやスープはどれもおいしそうで、読んだあとはきっとサンドイッチとスープのことばかり考えてしまうはず。オオリ君が作りあげた「名なしのスープ」のつくり方も掲載されているので、ぜひトライしてみては!?

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田篤弘/中公文庫

 

謎解きのヒントは料理にあり!?グルメミステリー『タルトタタンの夢』

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商店街の小さなフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ三舟が、お客たちが巻き込まれた事件や不可解なできごとの謎を鮮やかに解いていくという、ミステリー小説。

「ビストロ・パ・マル」は、気取らないフランス料理をもてなすお店ということで、タルトタタン、ブランタード、ガレット・デ・ロワ、カスレなどフランスの定番料理がたくさん登場します。絶品料理の数々と極上のミステリーを味わうことができるフルコースのように贅沢な小説です。

『タルトタタンの夢』近藤史恵/東京創元社

 

幸せな食オンチが綴る食の思い出『ごはんぐるり』

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直木賞作家の西加奈子さんが綴る食エッセイ『ごはんぐるり』。

アルバイト先ではじめて作ったまかないの肉じゃが、子どもの頃カイロで食べた卵かけごはん、初デートで行くお店の正解、旅先でつい食べてしまうアメリカンドッグ…など気取らない食についてのエピソードと考察が満載。高級料理というよりは日常の食あるあるが詰まった1冊です。

『ごはんぐるり』西加奈子/文藝春秋

 

おいしいの向こう側に連れて行ってくれる『生まれたときからアルデンテ』

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町の食堂から三ツ星レストランまで、小学生時代から食日記を綴り、幅広い料理を食べ続けるpure foodie平野紗季子による初エッセイ集。独自の視点、表現による文章と写真で綴られる食を楽しむことへの思いは、「食べること」「味わうこと」の可能性を広げてくれるはずですよ。身近な食べ物でも見方が変わるとこんなにおもしろいんだ!ということを気づかせてくれる1冊です。

『生まれたときからアルデンテ』平野紗季子著/平凡社

 

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読むとおなかがすくおいしい本たち。読んだあとは、ちょっと食べることが楽しくなるかもしれませんよ。食べて、読んで、おいしい料理を堪能すれば、心も体もヘルシーになる気がしてきますね。

 

ライター:Zookies編集部
おいしい本を召し上がれ!食をめぐるブックガイド

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