夏バテも吹き飛ばす!おいしく元気になれるスパイス活用術

夏バテも吹き飛ばす!おいしく元気になれるスパイス活用術

外に出ると暑く、室内はクーラーで寒い…。夏は体温調節がうまくできず、すっかり夏バテ気味という人も多いのではないでしょうか。そんな夏の不調をヘルシーに調えたいなら、「スパイス」を活用してみてはいかがでしょう?

食欲を刺激する香りと、さまざまなうれしい効果のおかげで体の内側から元気になれること間違いなしです。今すぐ始められるスパイス活用術を、スパイスコーディネーターのIKUさんに教えていただきました。

 

料理をおいしくするだけじゃない! スパイスの魅力

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スパイスというと、辛かったり、異国料理に使われているイメージがあります。具体的にはどのような魅力があるのでしょうか?

 

「スパイスは、一言でいうと自分を元気にしてあげるためのアイテム。食品でありながら、美容や健康をおいしくサポートしてくれます。手間をかけずにいつものお料理をレストランの味に変えてくれたり、食欲増進効果があったりしますし、おもしろいところでいうとリラクゼーション効果もあるんですよ。アーユルヴェーダーでは、スパイスを混ぜたり香りを嗅いだりする行為自体にセラピー効果があると言われているんです」(IKUさん)

 

手軽においしい料理が作れるだけでなく、香りに癒し効果まであったとは!スパイスを使いこなせるようになれば、楽しみながら健康になれそうですね。

 

まずはここから!飲み物にプラスでオリジナルドリンクに

「スパイスに正解はありません。いろいろと試しながら自分なりに楽しむものです」とIKUさんが言うように、スパイスを使いこなすためにはチャレンジあるのみ!とはいえ、相性や基本的な使い方はあるので、まずは最も気軽にトライできる、飲み物にプラスするところからご紹介していきましょう。

 

冷たい飲み物:生姜やシナモンといった、体を温める作用のあるスパイスと相性◎。

温かい飲み物:ミントやカルダモンなどの、清涼感のあるスパイスと相性◎。

 

ポイントは、飲み物と逆の作用のあるスパイスを組み合わせること。体のバランスをとることができます。

 

何から揃えたらいいかわからない…初めの1本はコレに決まり

スパイスの醍醐味は、料理に使うこと。しかし種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこでIKUさんがファーストスパイスとして挙げてくださったのが、「ブラックペッパー」。そう、日頃からお料理に使っている方も多い「ブラックペッパー」も、スパイスのひとつなのです。

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「目玉焼きやバニラアイスに振りかけたりと単体で楽しめるだけでなく、数種類のスパイスを混ぜるときの調和役になってくれたりと使い勝手抜群です。代謝を促し、お腹を温めてくれる効果があると言われているので、女性にとってはうれしい存在でもありますよ。調味料として使っている方も多いので、取り入れやすいスパイスのひとつです」(IKUさん)

 

その他には、肉料理や野菜炒めなどに使い勝手が良い「クミン」も、ファーストスパイスとしておすすめだというIKUさん。また、暑くて食欲がなくなる季節には、ジャパニーズスパイスである生姜やミョウガ、ネギなどを料理に加えると食欲増進につながるそうです。

 

混ぜれば料理がグッとおいしくなる! おすすめの組み合わせ

スパイスを失敗なく楽しむコツは、「3種類以上混ぜること」と話すIKUさん。これを「スパイスサイエンス」と呼ぶそうで、お互いの個性を混ぜることで新しいハーモニーが生まれると言います。3種類ミックスすることで味も香りも調和し、食べやすくなるので、スパイス料理が苦手…という方こそ試してもらいたい方法です。

 

それでは先ほどご紹介したブラックペッパーを基準に、相性の良いスパイスの組み合わせをご紹介。料理に入れるときは、どれも薬さじ2〜3杯程度でOKです。

 

ブラックペッパー、クミン、コリアンダー

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手軽にカレー風味の料理が作れる、スパイスの王道トリオ。キャベツなどの野菜をこれで炒めるだけでも美味です!

 

ブラックペッパー、シナモン、ナツメグ

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シナモンとナツメグという個性の強いスパイスをブラックペッパーが調和。ハンバーグに入れると、まるでお店のようなクオリティを実現します。

 

ブラックペッパー、オレガノ、バジル

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イタリアンな味わいを出したいときはこちら。トマトソースやミートソースなどに加えるだけで味に奥行きが出てプロ級の仕上がりに。爽やかな香りが食欲をそそります。

 

 

敷居が高いイメージのスパイスも、これなら暮らしに取り入れられそうですよね! 最後に、スパイスを楽しむうえでの注意点を教えていただきました。

 

「サプリメントではないので食品だということを忘れずに。毎日食べる必要はありません。例えば3日に1回というように間隔を開けて楽しんでください。楽しみつつ、ちょっと健康効果を期待するくらいの気持ちで続けるのがポイントです。

あとは、料理に使用するときは本当に少量で大丈夫です。スパイスはあくまでも素材の臭みを消すためだったり、味を引き出すためのもの。主張しすぎないように使うと、おいしくヘルシーに楽しめますよ」(IKUさん)

 

「スパイスを料理に一振りするたびに、自分の心にもワクワク感が一振りされているような豊かな気持ちになれるんです」と語ってくれたIKUさん。暑くて料理をする元気も食欲もなくなる季節ですが、こんなときこそスパイスを上手に活用して、毎日の食事を楽しみましょう!

 

■お話を伺った方

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IKU(いく)さん

養生スタイリスト/スパイスコーディネーター

「体の声を聴く」をモットーにYOGA的なライフスタイルを追求する中で、美容や健康をおいしく安全にサポートしてくれる万能なアイテムとして、食品でありながら薬理効果も持つスパイスや漢方食材の可能性に開眼。「身体の声を聴く」×「ワクワク」のダブル効果を活用したセルフメンテナンス法を提唱し、スパイスや漢方食材を上手に生活に取り入れる術を発信中。実践的な活用法が人気のスパイスレッスンの参加者は 年間200人を超える。

SCA認定:スパイスコーディネーターマスター / 日本漢方養生学協会認定:漢方上級スタイリスト ・養生薬膳アドバイザー

 

HP:体の声を聴く

FB:Spice and Officinal Foods

ライター:大西マリコ

 

夏バテも吹き飛ばす!おいしく元気になれるスパイス活用術

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